開発ブログ - VMWare vSphere で仮想ディスクが壊れた?
Windows Server 2008 の仮想マシンを新しい仮想サーバに移行しようとしていました。
この仮想マシンには古いスナップショットが一つだけあったので、移行前にきれいにしようと思ってスナップショットを削除しました。
他の作業をやりながらだったので途中の処理は忘れてしまいましたが、とりあえずスナップショットの削除はできたみたいでした。
ところが、vSphere で
仮想マシンのディスク統合が必要です。
と表示されています。
そこで統合を実行したのですが、途中でエラーが発生してしまいました。
一般的なシステムエラーが発生しました
統合をあきらめ、このままで移行しようと仮想マシンを新しいサーバへコピーしようとするのですが、途中でエラーが起きて止まってしまいます。
このままでは新しいサーバに移行できません。
仕方がないので、新しい仮想ディスクを追加してそこに現在のファイルシステムをコピーして、それをシステムディスクにしようと考えました。
gparted の iso イメージを CD にマウントして起動して、元のシステムディスクから新しいディスクに全パーティションをコピーしようとしました。
しかし、パーティションのコピーの途中でエラーになってしまいました。
Windows で不良セクタの代替処理を実施しました。
出るは出るはやたらエラーが出ているみたいです。
とりあえず放置しておいたら終わったようなので、再度 gparted でチャレンジ
しかし今度は、不良セクタが5個以上あるのでダメだと言われてしまいました。
もうこれが最後の手段です。(って、これを最初に考えるべきなのでは?という突込みはなしで...)
Windows でバックアップを取って、新しい仮想ディスクに復元してみます。
Windows Complete PC復元
無事に新しい仮想ディスクに、システムが復元されました。
その後、古い仮想ディスクをVMから削除。
まだ統合が必要と表示されているので、統合を実行。
一瞬で終了しました。
これでようやく新しいサーバへ移行することができたのでした。
めでたしめでたし。
それにしても仮想ディスクに不良セクタって、どういうことなんでしょうね?
不思議です。