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開発ブログ - FireMonkey - OS X でフルスクリーン対応

FireMonkey - OS X でフルスクリーン対応

カテゴリ : 
技術メモ » Delphi » FireMonkey
執筆 : 
2013/12/1

OS X でフルスクリーン対応

MacOSX(Lion以降)で便利な機能といえばウィンドウのフルスクリーンモードですね。
これと3本指のスワイプがあるので MacOS での開発がすごく快適になりました。
という訳で、FireMonkey のプログラムをフルスクリーンモード対応にしてみましょう。

Objective-C の場合

フルスクリーン対応を XCode で行う場合は以下のようにすれば良いようです。
Mac OS Xアプリケーションをフルスクリーン対応にする


[window setCollectionBehavior:NSWindowCollectionBehaviorFullScreenPrimary];

Delphi の場合

それではいざ! と思ったらなんと!


Mac アプリケーションでフルスクリーン アイコンを有効にするには、
設計時に、TForm にフォーカスがある状態で[オブジェクト インスペクタ]で
ShowFullScreenIcon を True に設定します。

from Mac OS X のフルスクリーン モード - RAD Studio

プロパティひとつで簡単に出来てしまうのですね。
すごいよ Delphi !! でも FireMonkeyはニュートラルなはずなのに、これって MacOSX 専用のプロパティなのでは?

ちなみにドキュメントには「フルスクリーン モードを解除するには、Esc キーを押す」と書いてありますが、私の Mountain Lion では機能しませんでした。??

ショートカットの設定

ちょっと拍子抜けしてしまいましたが、気を取り直してショートカットでも設定してみましょう。
といってもこれも IDEからメニューを作りプロパティを設定して、イベントハンドラを書くだけです。


procedure TMainForm.menuViewFullScreenClick(Sender: TObject);
begin
  Self.FullScreen := not Self.FullScreen;
end;

フルスクリーン切り替えのショートカットは Control+Command+F (Safari, AppStore) または Command+F (iTunes) が一般的なようです。
メニューとしては「表示」または「ウィンドウ」メニューに「フルスクリーンにする」を追加するのが一般的なようですね。


[参考サイト]

Mac OS Xアプリケーションをフルスクリーン対応にする
Mac OS X のフルスクリーン モード - RAD Studio
OS X Lionのフルスクリーンモードの切り替えを素早くできるショートカット

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