開発ブログ - FireMonkey - OS X でフルスクリーン対応
OS X でフルスクリーン対応
MacOSX(Lion以降)で便利な機能といえばウィンドウのフルスクリーンモードですね。
これと3本指のスワイプがあるので MacOS での開発がすごく快適になりました。
という訳で、FireMonkey のプログラムをフルスクリーンモード対応にしてみましょう。
Objective-C の場合
フルスクリーン対応を XCode で行う場合は以下のようにすれば良いようです。
Mac OS Xアプリケーションをフルスクリーン対応にする
[window setCollectionBehavior:NSWindowCollectionBehaviorFullScreenPrimary];
Delphi の場合
それではいざ! と思ったらなんと!
Mac アプリケーションでフルスクリーン アイコンを有効にするには、
設計時に、TForm にフォーカスがある状態で[オブジェクト インスペクタ]で
ShowFullScreenIcon を True に設定します。
from Mac OS X のフルスクリーン モード - RAD Studio
プロパティひとつで簡単に出来てしまうのですね。
すごいよ Delphi !!
でも FireMonkeyはニュートラルなはずなのに、これって MacOSX 専用のプロパティなのでは?
ちなみにドキュメントには「フルスクリーン モードを解除するには、Esc キーを押す」と書いてありますが、私の Mountain Lion では機能しませんでした。??
ショートカットの設定
ちょっと拍子抜けしてしまいましたが、気を取り直してショートカットでも設定してみましょう。
といってもこれも IDEからメニューを作りプロパティを設定して、イベントハンドラを書くだけです。
procedure TMainForm.menuViewFullScreenClick(Sender: TObject);
begin
Self.FullScreen := not Self.FullScreen;
end;
フルスクリーン切り替えのショートカットは
Control+Command+F (Safari, AppStore) または Command+F (iTunes) が一般的なようです。
メニューとしては「表示」または「ウィンドウ」メニューに「フルスクリーンにする」を追加するのが一般的なようですね。
[参考サイト]
Mac OS Xアプリケーションをフルスクリーン対応にする
Mac OS X のフルスクリーン モード - RAD Studio
OS X Lionのフルスクリーンモードの切り替えを素早くできるショートカット