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開発者証明書の更新
やはりまずは自分の証明書を何とかしてみましょう
流れとしては、証明書リクエスト(CSR)をキーチェーンアクセスで作って、Dev Center で既存の証明書を revoke、再作成で CSR を喰わせて CER を作り、ダウンロードした CER をキーチェーンアクセスに書き戻すという感じです。
証明書には Development と Distribution の2種類があります。
開発者個人は Development で キーチェーンアクセス上では iPhone Developer です。
開発元(企業)は Distribution で キーチェーンアクセス上では iPhone Distribution ですね。
作業手順
Devセンターで certificates を開き、自分の名前を選んでまずは revoke します。
その後、再作成をします。
certificate の種類を選ぶ必要があるので
個人 については Development - iOS App Development
企業については Production - AppStore and Adhoc
を選びます。
CSR を作りなさい... という指示が英語で書かれているのでそれに従って、次のような作業をします。
ファインダーから「キーチェーンアクセス」を開きます。
iPhone Developer は自分、iPhone Distribution は企業名になっているはずです。
右クリックで出てくるメニューから「名前を使って認証局に証明書を要求」をします。
証明書アシスタントで「ディスクに保存」を選択して「続ける」を押すとデスクトップ上にファイルが作られました。
Dev Center に戻って、作られた CSR を選択して、generate します。
「download」でダウンロードされた .cer をキーチェーンアクセスの「ログイン」にドラッグアンドドロップします。
一覧に出てくる有効期限は1999/12/31 とか変ですが、選択して情報を見ると正しく更新されています。
古い証明書は削除しておかないと、XCode で iPhone Developer での自動マッチがうまく機能しないので、削除しておきます。
これで無事に証明書の更新が終わりました。
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